混合ガソリンの作り方完全解説|25対1と50対1の配合計算と安全保管術
混合ガソリンの作り方完全解説|25対1と50対1の配合計算と安全保管術を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
混合油の自作において、ベースとなる2サイクルオイルの性能等級(JASO規格)の選定は極めて重要です。日本自動車規格(JASO)では性能の低い順から「FA、FB、FC、FD」という4段階のグレードを規定しています。現代の作業において推奨されるのは、最高峰の「FD規格」オイル一択です。FD規格オイルは高温下での油膜保持能力が卓越しているだけでなく、清浄分散性に優れ、スモークレス設計によって排気煙を極限まで抑えるため作業者の健康被害も低減します。スチール(STIHL)純正の「HPウルトラ」やハスクバーナの「LS+」、やまびこ純正オイルなどは、プロの林業現場でも絶大な信頼を獲得しています。
燃料調合における「自作」と「市販缶製品」の選択基準は、年間の稼働時間と消費量によって冷徹に切り分ける必要があります。
混合ガソリンの自作が適している人
- 農業・造園・林業など、週に1回以上の頻度で日常的に草刈機やチェンソーを稼働させるユーザー
- 1回あたりの燃料消費量が2リットル以上におよび、リッターあたりの燃料コストを抑えたい現場
- 機械のメンテナンス基礎知識を持ち、計量や保管の規律を厳格に自己管理できる熟練者
市販の調合済み混合ガソリン(缶入り)を買うべき人
- 自宅の庭や墓地の草刈りなど、年に数回(年間消費量3リットル未満)しか稼働させないライト層
- 携行缶の購入やガソリンスタンドへの買い出し、配合計算の手間を完全に省きたい初心者
- 長期保存性を最重視するユーザー(特殊な劣化防止剤が添加された市販の密閉スチール缶燃料は、未開封で最長2〜3年間の冷暗所保管が可能)