なぜ「正義の旗」で人を叩くのか?暴走するSns私刑の心理と恐ろしい真相

なぜ「正義の旗」で人を叩くのか?暴走するSns私刑の心理と恐ろしい真相について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。

他者を裁く快感に溺れてしまう状態は、脳科学の分野で「正義中毒」と呼ばれています。人間の脳は、許せない他者を罰した瞬間に快楽物質であるドーパミンを分泌するようにできています。つまり、悪人を懲らしめる行為は、生物学的に極めて強い依存性を帯びているのです。

この正義中毒に陥り、ネット上で過剰な取り締まりを行う人々は俗に「正義マン」と呼ばれます。彼らには共通する特徴が見られます。

第一に、物事を「白か黒か」「善か悪か」の二元論でしか捉えられなくなります。文脈や個別の事情といったグラデーションを完全に排除し、一度でもミスをした相手を「絶対悪」と決めつけます。第二に、事実確認を怠り、切り抜かれた断片的な情報だけで激怒し、即座に拡散や攻撃に走ります。正義マンにとって重要なのは真実の追究ではなく、「怒りをぶつけて快感を得ること」そのものになってしまっているからです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest