ラッシングとは?トラック荷崩れを防ぐ固縛手順とベルトの使い方
ラッシングとは?トラック荷崩れを防ぐ固縛手順とベルトの使い方についての真相をお届けします。
Q1:ラッシング、ショーリング、ブロッキングの違いは何ですか?
A1:すべて積載物の固定用語ですが役割が異なります。「ラッシング」はベルトやチェーンで荷物を締め付けて固定すること。「ショーリング」は角材や突っ張り棒(ラッシングバー)で壁面を支えて荷物の移動を抑えること。「ブロッキング」は木材や緩衝材を隙間に詰め込み、荷物が前後に動く物理的な遊びをなくすことを指します。現場ではこれらを組み合わせて荷崩れを防ぎます。
Q2:ラッシングベルトの耐荷重はどう計算して選べば良いですか?
A2:製品に記載されている「最大使用荷重」を基準にします。例えば1トンのパレットを1本のベルトで上から押さえつけて固定する場合、荷物の自重だけでなく走行時の加減速G(約0.8G〜1.0G)を考慮し、余裕を持った使用荷重(荷物重量と同等以上の使用荷重)を持つベルトを複数本使用して固縛するのが業界の標準設計です。
Q3:ラッシングベルトの寿命・交換時期の目安はどれくらいですか?
A3:使用頻度にもよりますが、一般的な目安は使用開始から2〜3年です。ただし、年数に関わらず「ベルトに1本でも糸の切断がある」「ベルトの厚みが擦れで薄くなっている」「バックルの爪がスムーズに噛み合わない」「油や薬品が付着して硬化している」といった兆候が見られた場合は、即座に新品へ交換する必要があります。