脚を持つのは日本だけ?ワインの持ち方マナーの真実と国際基準

脚を持つのは日本だけ?ワインの持ち方マナーの真実と国際基準についての最新情報をお届けします。

格式あるレセプションや華やかなパーティーで、知らず知らずのうちにやってしまいがちなNGマナーが存在します。特に注意すべき2大要素が「乾杯の作法」と「立食時のグラスハンドリング」です。

乾杯マナー:グラス同士の音を鳴らさないのが鉄則

ビールや居酒屋のジョッキ感覚で「カチン」と音を立ててグラスを合わせるのは、ワインマナーにおいて最大のタブーの一つです。薄張りで作られた上質なワイングラス(リーデルやザルト等)は非常にデリケートであり、乾杯の衝撃でリムが破損したりヒビが入ったりする物理的危険があります。

国際公式マナーにおける乾杯の正解は、「グラスを胸から目の高さまで静かに掲げ、同席者とアイコンタクトを取りながら笑顔で会釈する」ことです。フランス語の「Santé(サンテ)」や英語の「Cheers(チアーズ)」などの発声とともに、音を立てずに目礼を交わす所作こそが最もエレガントと評価されます。

立食パーティー:左手で持ち、右手は常にフリーに

ビジネス交流会や結婚式二次会などの立食パーティーでは、「左手の親指・人差し指で小皿を持ち、薬指と小指の間にグラスのステムを挟み込んで一体化させる」テクニックが役立ちます。これにより、右手は常に清潔で自由な状態が保たれ、急な挨拶での握手や名刺交換にも慌てることなく対応できます。

女性向け:指先を揃えたエレガントな見せ方

性別を問わず品格を感じさせる持ち方のコツは、「指先をバラバラに広げず、親指・人差し指・中指の第一関節から第二関節付近で優しくステムをつまむ」ことです。残りの薬指と小指は軽くステムに添えるか、手のひら側へ自然に丸めると、手の甲から手首にかけてのラインがしなやかに映ります。口紅の油分がグラス全周に付着するのを防ぐため、「一口ごとにグラスの同じ場所に口をつける」配慮も上級者のたしなみです。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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