外壁ガルバリウムで後悔した理由とは?建ててから気づく落とし穴と対策

外壁ガルバリウムで後悔した理由とは?建ててから気づく落とし穴と対策についての最新情報をご紹介します。

「金属製の外壁は夏場に室内がサウナ状態になるのではないか」という懸念は根強く存在します。ガルバリウム外壁の暑さの真相を探ると、外壁材単体の熱伝導率の高さと、建物の断熱構造が切り離されて語られているケースが目立ちます。

ガルバリウム鋼板自体は直射日光を受けると表面温度が70℃以上に達することがあります。しかし、現代の住宅工法では外壁材の裏側に「通気層」を設け、さらに高性能な断熱材を充填するため、外壁の熱がそのまま室内に伝わるわけではありません。問題となるのは、断熱材一体型サイディングを採用していない薄板直張り工法や、施工業者の通気層施工に不備がある場合です。これらを怠ると小屋裏や壁体内に熱がこもり、冷房効率の著しい低下を招きます。

もうひとつの生活実感としての不満が、ガルバリウム外壁の雨音対策を怠ったことによる騒音問題です。金属屋根ほど顕著ではないものの、台風やゲリラ豪雨の際に横殴りの雨が外壁に叩きつけられると、太鼓の膜のように振動して「パラパラ」「バタバタ」という反響音が発生します。防音性を高めるためには、外壁下地に遮音性の高い構造用合板を用いるか、裏面に硬質ウレタンフォームなどの吸音断熱材が裏打ちされた製品を選ぶ必要があります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest