チョロギとは?虫疑惑の正体とおせちの縁起・プロ直伝の食べ方

チョロギとは?虫疑惑の正体とおせちの縁起・プロ直伝の食べ方とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

巻き貝やイモムシ、あるいは繭(まゆ)のようにも見えるチョロギ。ネット上の掲示板やSNSでも「子どもの頃、本気で虫の佃煮だと思い込んで泣いた」「親に騙されて食べさせられた」といったリアルなエピソードが後を絶ちません。しかし、結論から申し上げればチョロギは100%純粋な植物性の野菜です。

学名をStachys sieboldii(スタキス・シーボルディ)と呼び、シソ科イヌゴマ属に分類される多年草の植物です。私たちが口にしているあの独特なくびれのある部分は、土の中に伸びた茎の先端が養分を蓄えて肥大化した「塊茎(かいけい)」と呼ばれる部位。ジャガイモや生姜と同じ植物器官にあたります。

原産地は中国の北部から中西部で、日本には江戸時代の元禄年間(17世紀末〜18世紀初頭)に薬用植物や珍野菜として伝来しました。地上部分は草丈30〜60cmほどに成長し、夏から秋にかけてシソ科特有の可愛らしい淡紅色の花を咲かせます。地下で規則正しく節が連なって育つため、掘り起こした段階であの幾重にも重なるリング状の不思議な造形が出来上がります。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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