クーリッシュのお酒はどこで売ってる?度数や味の評判と買えない真相

クーリッシュのお酒はどこで売ってる?度数や味の評判と買えない真相の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

このフローズンサワーの存在を一躍全国区に押し上げたのが、プロ野球球団・千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアムでの球場販売でした。灼熱の直射日光が照りつけるデーゲームや、海風が吹くナイトゲームにおいて、パウチを手にした観戦スタイルが大流行。「球場で飲むクーリッシュサワーの美味さは異次元」という観戦客の熱烈なポストが拡散し、スタジアムの名物グルメへと昇華しました。

ところが、この爆発的ヒットの裏で「なぜ街中のお店で普通に買えないのか」という流通の壁が立ちはだかりました。取材を通じて判明した最大の要因は、店頭オペレーションにおける年齢確認の厳格化と売り場の混同リスクです。パッケージデザインが通常のアイス版クーリッシュと酷似しているため、未成年者が誤って手に取ったり、保護者がアイスと勘違いして子どもに買い与えてしまう危険性が流通業界内で深刻に議論されました。

酒類小売業公正取引協議会の自主基準や大手流通各社のコンプライアンス方針により、酒類は清涼飲料や一般アイスの冷凍平ケースに混在して陳列することが禁じられています。結果として、コンビニやスーパーの現場では「酒類売り場にわざわざマイナス18度以下の専用冷凍ケースを増設する」という莫大な設備投資が必要になり、これが全国一斉配荷にブレーキをかける構造的理由となりました。現在も店頭でのセルフレジ対応や目立つ警告表示など、厳正な運用体制が整った店舗に限定して出荷されているのが実態です。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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