御膳とは?定食や会席との決定的な違いと歴史・マナー完全解剖
御膳とは?定食や会席との決定的な違いと歴史・マナー完全解剖とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
格式ある席で運ばれてくる御膳。食べる前の配膳 位置 正しい並べ方や、器の扱い方を心得ておくことで、同席者に洗練された印象を与えられます。
1. 基本となる配膳の黄金比率
和食の配膳は「左主右従(左側を上位・高貴とする伝統)」の思想が厳格に適用されます。
- 左手前:ご飯(主食・左上位の象徴)
- 右手前:汁物(味噌汁・吸物)
- 左奥:主菜(焼き魚、天ぷら、肉料理などメインのおかず)
- 右奥:副菜(煮物、和え物など)
- 中央:副々菜(小鉢、酢の物など)
- 最手前(中央):箸(箸先を左に向けて配置)
運ばれてきた時点でこの配置が崩れていることは稀ですが、食事中に器を動かした際も、この基本配置を崩さないよう意識するのがスマートです。
2. 押さえておきたい御膳 食事マナーの所作
御膳をいただく際、無意識にやってしまいがちなNG所作と正しい振る舞いを整理します。
- 器の持ち上げ方:手のひらより小さい器(茶碗、汁椀、小鉢)は必ず持ち上げて食べるのが基本です。反対に、大皿や刺身の盛り合わせ、焼き魚の平皿など手のひらより大きい器は持ち上げず、置いたままいただきます。
- 「手皿」はマナー違反:垂れ落ちそうなタレを手のひらで受ける「手皿」は、上品に見えて実は重大なマナー違反です。小皿や懐紙を受け皿として使いましょう。
- 蓋の扱い:お椀の蓋を開ける際は、両手で軽く持ち上げ、内側の水滴を椀の中に落としてから裏返して膳の外側(右奥など)に置きます。食後は元の通り椀に戻すのが正解です。