大阪関西の次の万博はどこ?2030年リヤドと2027年セルビア・横浜全解説
大阪関西の次の万博はどこ?2030年リヤドと2027年セルビア・横浜全解説の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
「万博は5年に1度のはずなのに、なぜ2027年にも開催されるのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。この疑問を解く鍵は、国際条約に基づく登録万博と認定万博の違いにあります。
パリに本部を置くBIE(博覧会国際事務局)の条約規定では、博覧会は以下のように明確に区分されています。
1. 登録万博(Registered Exhibition):
万博の中で最も格式が高く、規模も最大級のカテゴリーです。万博開催周期は「5年に1度」と定められており、会期は最長6か月間。テーマは広範な人類の課題全般を扱い、参加国が自前でパビリオンを建設(Type Aと呼ばれる独自館)できるのが特徴です。2005年愛知、2010年上海、2015年ミラノ、2026年ドバイ、2026年大阪・関西、そして2030年リヤドがこれに該当します。
2. 認定万博(Recognized Exhibition):
登録万博と登録万博の間のインターバルに、1回のみ開催が認められている特定テーマ特化型の博覧会です。会期は最長3か月間、会場面積は25ヘクタール以下に制限されます。パビリオンは基本的に主催者側が建設した建屋を参加国が内装カスタマイズして利用するため、参加国のコスト負担が抑えられる仕組みです。2008年サラゴサ(スペイン・水問題)、2012年麗水(韓国・海洋)、そして2027年ベオグラード(セルビア)がこの認定万博にあたります。
3. 国際園芸博覧会(A1区分):
国際園芸家協会(AIPH)の承認およびBIEの認定を受けた最高峰の花と緑の博覧会です。2027年3月から開催される横浜国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)は、1990年の大阪「花の万博」以来37年ぶりとなる日本国内でのA1クラス公式国際園芸博となります。