青と紫を混ぜた色は一体何色?濁らない配合の黄金比をプロが徹底解説
青と紫を混ぜた色は一体何色?濁らない配合の黄金比をプロが徹底解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
混色理論がもっともシビアに問われる実務現場のひとつが、美容室におけるヘアカラーの調合です。都内のトップサロンに勤務するカラーリストへの取材によると、青と紫のミックスは「透明感の極致を作るための生命線」と位置づけられています。
日本人の髪は特有のメラニン色素を持ち、ブリーチを行うと「赤茶色 → オレンジ色 → 黄色」の順で抜けていきます。この時、アンダートーン(髪に残る色素)に対して、以下の補色アプローチを同時に仕掛けるために青と紫をブレンドします。
「青(赤み・オレンジを抹消する)+ 紫(黄ばみを抹消する)」
単色で青を入れると、髪に残った黄色と混ざり合って「くすんだ緑(マット)」に転んでしまう事故が多発します。そこで紫を20〜30%加えることで黄色を白に近づけて中和し、青本来のクリアなアッシュやグレージュを発色させるのです。
現場で実際に多用される黄金レシピは、ブリーチ1回程度の黄味が残るベースに対して「青:紫 = 7:3」、ハイブリーチでしっかり白金近くまで抜けたベースには「青:紫 = 3:7」のラベンダーブルー設計が基本とされています。髪のアンダーベースを見極めたミリ単位の配合比率こそが、プロのカラーコントロールの正体です。