愛犬が覚えないのはなぜ?プロ直伝「犬のお手の教え方」と3つの成功ステップ

愛犬が覚えないのはなぜ?プロ直伝「犬のお手の教え方」と3つの成功ステップについて知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

お手のトレーニングにおいて最も多い失敗は、飼い主が犬の前足を無理やり手で掴み上げて「お手」と声をかけてしまうパターンです。犬にとって足先を拘束される行為は本能的な不安を呼び起こします。大切なのは、犬が自発的に前足を飼い主の手に乗せるよう誘導することです。

トレーニングを成功に導く基本手順は以下の5つのステップで進めます。

ステップ1:おやつを握った手を床近くに提示する
まずはおすわりの姿勢をとらせ、小さくちぎったおやつを手のひらに隠して軽く握ります。その手を犬の胸元の高さ、前足のすぐ近くに差し出します。この際、犬のしつけおやつの使い方として、嗜好性が高く一口で飲み込める小ささ(ドライフード1粒程度)を選ぶのが鉄則です。

ステップ2:前足が手に触れた瞬間に報酬を与える
犬は握り拳の中のおやつを食べようと、最初は鼻先で嗅いだり舐めたりします。これを静かに無視していると、次の行動として前足でカリカリと飼い主の手を引っ掻こうとします。前足がほんの一瞬でも飼い主の手に触れた瞬間に「イエス!」や「いい子!」と明瞭に褒め言葉をかけ、握っていた手を開いておやつを与えます。

ステップ3:手のひらを開いた状態に移行する
握り拳に足を乗せる確率が80%以上に達したら、次は反対の手に隠したおやつを持ち、合図を出す手は手のひらを上に向けて差し出します。このとき、犬のお手失敗しないコツは、手の高さを犬の肘より低く保つことです。高い位置に手をかざすと犬が立ち上がってしまい、おすわりの姿勢が崩れてしまいます。

ステップ4:言葉の合図(コマンド)とハンドサインを紐付ける
犬が手のひらにスムーズに足を乗せるようになった段階で、初めて「お手」という言葉を乗せる直前に発声します。同時に、手のひらを上に向けて水平に差し出す犬のお手のハンドサインを一定の形に固定します。声のトーンは明るく一定の高さに保ち、家族全員で合図の言葉を統一することが混乱を防ぐポイントです。

ステップ5:犬のクリッカートレーニングを併用してタイミングを極める
足が手に触れた瞬間をより正確に犬に伝える手段として、犬のクリッカートレーニングの導入も極めて有効です。「カチッ」という特有のクリック音は人間の褒め言葉よりも伝達スピードが速く、犬は「どの瞬間の動作が正解だったのか」を0.1秒単位で正確に理解できるようになります。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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