『空も飛べるはず』歌詞の真実と誕生秘話|白線流しから国民的卒業曲へ
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スピッツ通算8枚目のシングルとして世に送り出された『空も飛べるはず』の発売日は1994年4月25日。アルバム『空の飛び方』の先行シングルとしてリリースされた当時のオリコン週間チャート初登場順位は28位と、決して華々しいロケットスタートではありませんでした。
潮目が劇的に変わったのは、発売から約1年9か月が経過した1996年1月です。フジテレビ系ドラマ『白線流し』(酒井美紀、長瀬智也主演)の主題歌に抜擢されたことで状況は一変。岐阜県高山市の高校を舞台に、昼間部と夜間部に通う若者たちの葛藤と友情を描いたドラマの世界観と楽曲が見事にシンクロし、視聴者の間で爆発的な反響を呼びました。
当時のオリコンシングルチャートでは、ドラマ放送開始後に急上昇を記録し、発売から97週目にしてグループ初となるオリコン週間シングルチャート1位を獲得。最終的な累計売上枚数は約148万枚に達し、同年にリリースされた『チェリー』や前年の『ロビンソン』と並び、スピッツを国民的バンドへと押し上げる歴史的なロングセラー作品となりました。