仮面ライダージョーカーの軌跡|単独変身の理由と色褪せぬ人気の秘密
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仮面ライダージョーカーが初めてファンの前に姿を現したのは、2010年公開の劇場版『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』でした。凶悪なテロリスト集団「NEVER」の襲来により相棒のフィリップが捕らわれ、変身機能を封じられた絶望的状況のなか、左翔太郎はかつて師匠・鳴海荘吉が遺した変身ベルトロストドライバーを腰に装着します。
彼の手元に残されたのは、風都に飛来した次世代型メモリの1本であるT2ジョーカーメモリでした。26本存在するT2メモリの中から、引き寄せられるように翔太郎のもとへ巡り着いたこのアイテムを装填した瞬間、低重音の響く「Joker!」という仮面ライダージョーカー 変身音とともに、黒一色のストイックな戦士が覚醒しました。
テレビ本編の最終章(第48話・第49話)においても、フィリップ消滅後の風都を守るため、翔太郎は通常のガイアメモリ ジョーカーを用いて単独変身を継続しました。「2人で1人」の仮面ライダーWというアイデンティティを失いながらも、街の涙を拭う探偵としての責務を果たすため、翔太郎はあえて孤独な戦いへ身を投じたのです。