鶏ハム低温調理の失敗しない黄金比!パサつき・生焼けを防ぐ安全ガイド
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鶏肉を扱う上で最も警戒すべき病原菌がカンピロバクターやサルモネラ属菌です。特にカンピロバクターは少量の菌数でも感染し、下痢や発熱だけでなく、重篤な場合はギラン・バレー症候群を引き起こす危険性があります。
厚生労働省が定める食肉の加熱殺菌基準では、「中心部の温度を63度で30分間以上加熱するか、これと同等以上の殺菌効果を有する方法(例:75度で1分以上など)」が求められています。低温調理における芯温と加熱時間の安全ラインは下表の通りです。
【中心温度ごとの殺菌基準(D値換算による死滅時間)】
・60度:中心部が60度に到達後、15分以上保持(肉厚2cmの場合、水温浸漬時間の目安は約70〜80分)
・63度:中心部が63度に到達後、30分以上保持(肉厚2cmの場合、水温浸漬時間の目安は約60〜70分)
・65度:中心部が65度に到達後、5分以上保持(肉厚2cmの場合、水温浸漬時間の目安は約50〜60分)
注意すべきは、「水温」と「肉の芯温」のタイムラグです。水温が63度でも、肉の中心がその温度に達するまでに一定の時間を要するため、必ず肉の厚みに応じた余分な加熱時間を確保してください。