電気通信主任技術者の難易度を徹底検証|合格率20%の壁と突破戦略
電気通信主任技術者の難易度を徹底検証|合格率20%の壁と突破戦略の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
インターネット上の掲示板やSNS、技術者コミュニティに蓄積された合格者・不合格者の手記を精査すると、現場が直面する過酷な実態が浮かび上がってきます。
大手通信キャリアに勤務する30代のネットワークエンジニアは、次のような体験談を語っています。
「会社から取得を義務付けられ、ネスペ(ネットワークスペシャリスト)を持っていたため『電気通信システム』は免除されました。しかし、本丸の『設備及び設備管理』で大苦戦しました。TCP/IPやルーティングの知識はそのまま通用するものの、受変電設備のトランスの仕組みやUPSのバッテリー特性、さらにはペルチェ素子の冷却効率といった設備系の重箱の隅をつつくような問題に手も足も出ませんでした。過去問を5年分丸暗記して挑んだ1回目は、見たこともない新傾向問題に翻弄されて不合格。翌年、オーム社の専門書を買い込んで基礎原理からノートに整理し直し、3度目の挑戦でようやく合格を掴み取りました。」
また、独立系データセンターでファシリティ管理を担当する別の技術者は、独学の孤独感についてこう証言しています。
「最大の敵は教材の少なさです。電験ならYouTubeに神のような解説動画が溢れていますが、電通主任は検索しても古いブログが数件ヒットする程度。日本データ通信協会の公式サイトで日本データ通信協会 合格発表のPDFを確認し、自分の番号がなかったときの絶望感は言葉になりません。結局、過去10回分の電気通信主任技術者 過去問を解きまくり、解説に出てくる知らない用語を片っ端から技術規格書(ITU-T勧告など)で調べるという泥臭い学習を続けました。独学で合格するには、他人に頼らず一次資料を読み解く粘り強さが不可欠です。」