ムーンフェイスになった有名人たちの衝撃真相と回復の全記録

ムーンフェイスになった有名人たちの衝撃真相と回復の全記録の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

ムーンフェイスは、医学用語で「満月様顔貌(まんげつようがんぼう)」と呼ばれ、主に血中の糖質コルチコイド(副腎皮質ホルモン)が過剰になることで引き起こされる特異的な身体徴候です。一般的な肥満とは異なり、体全体に均等に脂肪がつくのではなく、特定の部位にのみ脂肪が異常沈着する「中心性脂肪沈着(脂肪の再分布)」が本質的なメカニズムです。

具体的には、頬や顎の下に集中的に脂肪が蓄積して顔全体が満月のように丸くなるだけでなく、首の後ろから肩にかけて脂肪の塊ができる「野牛肩(バッファローハンプ)」や、腹部に脂肪がついて太鼓腹になる一方で、手足の筋肉は萎縮して細くなるといった特徴的な体型変化を伴います。

この現象を引き起こす主な原因は、大きく分けて以下の2つのルートに大別されます。

ひとつは、疾患の治療目的でプレドニゾロンなどのステロイド薬を大量投与される「医原性クッシング症候群」です。ステロイドは、過剰な免疫反応を抑える強力な抗炎症作用を持つため、膠原病(全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、多発性筋炎など)やネフローゼ症候群、血液のがん、重症喘息などの急性期治療において、命を救うための第一選択薬として1日30mg〜60mg以上の高用量で処方されます。投与開始から数週間から1ヶ月程度で徐々に顔貌の変化が現れ始めます。

もうひとつは、生体内部の異常によってホルモンが過剰分泌される内分泌疾患としての「クッシング症候群」です。脳下垂体にできた腫瘍が副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を過剰に出す「クッシング病」や、副腎そのものにできた腫瘍がコルチゾールを無秩序に分泌することで発症します。この場合、ステロイド薬を外から服用していなくても、自発的にムーンフェイスや高血圧、皮膚線条(赤紫色のひび割れのような筋)が進行していきます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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