裾上げテープの正しいやり方と剥がれないプロの裏技徹底解説
裾上げテープの正しいやり方と剥がれないプロの裏技徹底解説を実践するための詳細ガイドを解説します。
取り付ける対象の生地によって、求められるアプローチは大きく異なります。素材の性質に応じた調整が仕上がりのクオリティを決めます。
スーツ・スラックスの場合
ウールやポリエステル混紡のスラックスは、アイロンの直接当てによる「テカリ」が最大の天敵です。必ず綿100%の薄手の布を当て布として使用し、スチーム機能または水濡らしテープを活用して中温で圧着します。表地にテープのラインが浮き出るのを防ぎたい場合は、生地の間に挟む「両面タイプ」を使用するか、裾の折り返し端ギリギリに片面テープを貼るのがコツです。
ジーンズ(厚手デニム)の場合
デニム生地は厚みがあり繊維が詰まっているため、熱が奥まで伝わりにくい特徴があります。アイロン温度をやや高め(中高音)に設定し、1箇所につき15〜20秒と長めにプレスします。また、脇の縫い目(サイドシーム)などの重なり部分は段差ができて浮きやすいため、木槌やアイロンの先端で段差をあらかじめ平らにつぶしてからテープを接着します。
カーテンの場合
カーテンは直線距離が非常に長いため、作業台の途中でテープが歪んでしまいがちです。床などの平らな広いスペースを確保し、あらかじめアイロンで折り返しの折り目を完璧につけてから、少しずつ確実に接着を進めます。両面テープタイプを使うと、光が透けた際にもテープの影が目立たず美しく仕上がります。