「風上にも置けない」の真意とは?魚が語源の由来や正しい使い方を徹底解説
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耳にする機会がある「風下には置けない」というフレーズですが、これは日本語として明らかな誤用です。文化庁の国語に関する世論調査などでも、慣用句の混同や取り違えは度々指摘されていますが、風上と風下の位置関係を取り違えてしまうケースは少なくありません。
なぜこのような誤用が起きるのでしょうか。原因のひとつに、「風下に置く=自分より下流・劣った位置に追いやる」と直感的に捉えてしまい、「そんな下位の場所にすら置いてやらない」という二重の否定として解釈してしまう心理が挙げられます。
しかし、前述の通り語源は「悪臭が自分たちへ流れてくるのを防ぐため、風上に置かない」という物理的な理由に基づいています。風下であれば、悪臭は自分たちの反対側へと流れていくため、害を被る心配はありません。したがって、「風下に置けない」としてしまうと論理が破綻してしまう点に注意してください。