認知症の死の前兆と終末期の変化|食事拒否や呼吸から知る看取りの心得

認知症の死の前兆と終末期の変化|食事拒否や呼吸から知る看取りの心得に関する深掘り解説を詳しく解説いたします。

臨死期(死の数日前から数時間前)に突入すると、呼吸パターンに決定的な変化が現れます。代表的なものが「チェーン・ストークス呼吸」と「下顎呼吸(かがくこきゅう)」です。

チェーン・ストークス呼吸では、浅い呼吸から徐々に深い呼吸へと移行し、その後十数秒から数十秒の無呼吸発作を繰り返します。さらに終末が近づくと、下顎を上下にパクパクと動かして息を吸い込むような下顎呼吸が見られます。一見すると激しく息苦しそうに見えるため、見守る家族は恐怖や動揺を抱きがちですが、大脳の機能が停止しているため本人に苦痛の自覚はないと医学的に説明されています。喉の奥に溜まった唾液がゴロゴロと音を立てる「死前喘鳴(しぜんぜんめい)」も同様に、体勢を横向きにするなどのケアで緩和を図りながら静かに見守ることが基本となります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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