2月の手紙の書き出し決定版!立春前後のマナー激変と失敗しない例文集
2月の手紙の書き出し決定版!立春前後のマナー激変と失敗しない例文集の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
手紙を送るタイミングに応じて、使用できる時候の挨拶は厳密に分かれています。2月を10日ごとのスパンに区切り、それぞれの期間に適した漢語表現の使い分けを整理しました。
1. 2月上旬の手紙の書き出し(節分までと立春直後)
節分までのわずか数日間に使えるのが晩冬の候(ばんとうのこう)や大寒の候(だいかんのこう)です。冬の最終盤を意味し、厳しい寒さの中に静けさを漂わせる格調高い挨拶文となります。
一方、立春(2月4日頃)を迎えた当日から中旬前半にかけては立春の候(りっしゅんのこう)が解禁されます。使える期間は立春から次の節気である「雨水」の前日(2月18日頃)までですが、実質的には2月4日から2月10日前後までに使用するのが最も旬を感じさせます。
2. 2月中旬の手紙の書き出し(立春以降〜雨水)
2月中旬の主役となるのは余寒の候(よかんのこう)と早春の候(そうしゅんのこう)です。「余寒」とは「暦の上では春を迎えたものの、依然として残る冬の寒さ」を指します。2月中旬の気候実態に最も合致しており、ビジネス文書でも極めて頻繁に用いられます。また、早春の候が使える期間は立春から3月上旬頃までと長く、使い勝手に優れています。
3. 2月下旬の手紙の書き出し(雨水以降〜月末)
二十四節気の「雨水(うすい:雪が雨へと変わり、雪解けが始まる時期=2月19日頃)」を迎える頃からは、向春の候(こうしゅんのこう)が威力を発揮します。「向春」は文字通り「春に向かう」という意味を持ち、冬から春へのダイナミックな季節の移行を表現するのに最適な言葉です。下旬からは「寒さ」を嘆く表現を控え、「光の明るさ」「解けゆく雪」など、生命の胎動を意識した言葉選びが基本となります。