ニューヨーク屋敷の過酷なAd時代!ネプリーグ裏話と芸人転身の真相
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名門私立大学を卒業し、人気番組の制作現場という「勝ち組」の切符を手に入れながら、屋敷裕政はわずか約9ヶ月から10ヶ月という短期間で制作会社を退社しました。世間一般から見れば「早期離職」と捉えられかねないこの決断の裏には、フロアディレクターの足元でカンペを出し続けたからこそ生じた、決定的な感情の爆発がありました。
スタジオ収録中、きらびやかな照明を浴びてスタジオを爆笑の渦に巻き込む芸人たち。一方で、冷たいスタジオの床に座り込み、重い機材を運び、怒号を浴びながら時間を気にし続ける自分。当時の心境について、屋敷は後にバラエティ番組で次のように赤裸々に告白しています。
「スタジオで芸人さんがドカンとウケているのを見たとき、自分がやりたいのはこっち(裏方)じゃない、あの輪の真ん中で喋ることなんやと痛烈に思い知らされた」
制作のプロとしてディレクターを目指す情熱よりも、「演者として人を笑わせたい」という根源的な衝動が限界を超えた瞬間でした。安定したキャリアを捨て、2009年にNSC東京校(15期生)へ入学。同期となる相方・嶋佐和也と出会い、「ニューヨーク」を結成する道を選び取ったのです。