なぜ滑らない?カリー最新バッシュの評判と歴代グリップの真相
なぜ滑らない?カリー最新バッシュの評判と歴代グリップの真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
「まるでフロアに接着剤がついているかのようにピタッと止まる」――ステフィン・カリーのバッシュを初めて履いたプレイヤーの多くが、開口一番にこう漏らします。公式の製品開発データやスポーツ工学の観点から見ても、アンダーアーマーが立ち上げた「カリーブランド」のシューズが誇る制動力は、業界水準を大きく上回る数値を記録しています。
その核心にあるのが、革新的なクッショニングプラットフォームであるカリーフロー(UA Flow)です。従来のバスケットボールシューズは、衝撃を吸収するミッドソールの上に、摩擦力を生み出すためのラバー(ゴム)製アウトソールを貼り付ける二重構造が一般的でした。しかし、カリーフローはこの概念を根底から覆し、ラバーを完全に排除。クッション性と高い摩擦係数を併せ持つ単一の特殊フォーム素材だけで底面全体を成形することに成功したのです。
ラバーを無くしたことによる恩恵は計り知れません。まず、シューズの重量を大幅に削減(片足あたり約340g〜350g前後)できたことで、足運びの初速が劇的に向上しました。さらに重要なのが、接地時のラグ(遅延)の解消です。ゴム層を介さずにフォームが直接フロアの微小な凹凸へ入り込むため、ステップバックや急激な方向転換時に一切のズレを生じさせません。
特筆すべきは、ホコリに対する強さです。木製フローリングの体育館では、微細な塵や埃を吸着したラバーソールが滑りの主因となります。しかしカリーフローのオープンセル構造は埃の粒子が表面に留まりにくく、手でソールを頻繁に拭う動作(ソールワイプ)をほとんど必要としない粘着性を維持し続けます。ステフィン・カリー自身が「ディフェンダーを置き去りにする数ミリ秒の差は、足元が1ミリも滑らない確信から生まれる」と特番インタビューで語った通り、このグリップ性能こそがプレースタイルを具現化する最大の武器となっています。