平成31年100円玉の価値は?プレミアの真相と買取相場【2026年】
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実際に市場の最前線ではどのような取引が行われているのでしょうか。東京・神田や大阪・梅田のコイン専門店での聞き取り、ならびにオークションプラットフォームの定点観測から、売買の実情が浮き彫りになっています。
都内のある老舗古銭商の店主は、店頭での持ち込みについて苦笑いを浮かべながら証言します。「改元から数年経った今でも、『珍しいものを見つけた』と平成31年の100円玉や500円玉を小銭入れから出して査定を依頼されるお客様が週に何人かいらっしゃいます。しかし、状態に関わらず通常流通品はお断りせざるを得ません。1枚100円の硬貨を買い取っても、検品や伝票起票の人件費だけで完全に赤字になってしまうからです」
一方、個人間売買が盛んなフリマアプリでも厳しい現実があります。メルカリ等で平成31年100円玉が「300円(最低出品価格)」で売られているケースが見受けられますが、仮に売れたとしても出品者の手残りは以下の計算になります。
300円の売上から販売手数料(10%=30円)と最安送料(約180円〜210円)、梱包資材費を差し引くと、出品者の利益は約60円〜90円程度にしかなりません。つまり、手元にあった100円玉をそのままスーパーで使った方が得をするという、本末転倒な現象が起きているのです。コレクターコミュニティにおいても「平成31年の100円玉は保管するだけスペースの無駄」というのが共通認識となっています。