メルカリで偽物が届いたら?受取評価前の返金手順と評価後の救済策

メルカリで偽物が届いたら?受取評価前の返金手順と評価後の救済策の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

最も厄介なのは、出品者が「直営店で買った本物だ」「ノークレームノーリターンと書いてある」「言いがかりやすり替えはやめてくれ」と返品を拒絶するケースです。

ここで多くの購入者が直面するのが、正規品鑑定と証明の壁です。実は、ルイ・ヴィトンやシャネル、ナイキといった直営ブランド店に商品を持ち込んでも、「当店では真贋鑑定を行っていません」と断られるのが通例です。メーカー直営店は自社の鑑定証明書を発行してくれません。

この状況を打開するためには、以下の客観的証拠を揃える必要があります:

  • 大手買取専門店(コメ兵、大黒屋、なんぼや等)の査定結果:「基準外(買取不可)」という結果が出た場合、その旨の日時と店舗名を記録する。
  • 真贋鑑定サービス・アプリの判定結果:「フェイクバスターズ」等の第三者真贋鑑定サービスの鑑定証書や判定画面スクリーンショットを取得する。
  • 直営リペアサービスの受付拒否:メーカー直営店に「修理(リペア)」を依頼し、「基準外品のため修理不可」として返送された納品明細は強力な公的証拠になります。

これらの客観的証拠を揃えた上で、出品者に対して強い法的警告を伴う最終通告を行います。

💬 【出品者とのメッセージ例文:返品拒否時の最終通告】

「ご返信ありがとうございます。本件につきまして、第三者鑑定機関にて確認を行ったところ、正規品の仕様を満たしていない『基準外』との判定結果を得ております。
ご承知の通り、正規品と確証のない偽ブランド品の販売は商標法第78条および不正競争防止法に抵触する違法行為であり、メルカリ規約上も厳格に禁止されております。
本書面送達後24時間以内に着払い返品および取引キャンセルにご同意いただけない場合、メルカリ事務局への通報、ならびにお取引画面の証拠一式を添えて最寄りの警察署へ商標法違反および詐欺罪に関する被害相談を提出いたします。速やかなご対応をお願い申し上げます。」

この段階に至ると、アカウント停止や警察介入を恐れた出品者が折れてキャンセルに応じるケースが半数以上を占めます。それでも応答がない、あるいは暴言を吐かれる場合は、躊躇なくメルカリ事務局への通報へと駒を進めてください。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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