なぜ湿布で治らない?上腕二頭筋長頭腱炎の正しい治し方と3つのNg動作
なぜ湿布で治らない?上腕二頭筋長頭腱炎の正しい治し方と3つのNg動作について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。
ドラッグストアで購入した消炎鎮痛テープ(湿布)を貼り続けているのに、数週間経っても痛みが引かないという声は後を絶ちません。なぜ湿布だけでは完治しないのでしょうか。
湿布の主成分である非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、皮膚から浸透して局所の炎症や痛みのシグナルを一時的に抑える効果を発揮します。しかし、「腱と骨が擦れ合ってしまう力学的・構造的な問題」そのものを解消するわけではありません。姿勢の崩れや肩甲骨の動きの悪さといった根本原因を放置したまま日常生活を続ければ、動かすたびに腱への摩擦が再発し、いたちごっこに陥ります。
「しばらく放っておけば自然治癒するだろう」という過信も禁物です。軽度であれば2〜3週間の安静で痛みが落ち着くケースもありますが、使いすぎ(オーバーユース)の環境が変わらなければ、腱がすり減って変性し慢性化します。一般的な完治までの期間は、軽度で約3〜6週間、慢性化・重症化した場合は3ヶ月〜半年以上を要することも珍しくありません。