芭蕉が愛した日本最古級の名湯へ!最新グルメと絶景を巡る飯坂町
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飯坂の街を語る上で欠かせないのが、歴史の巨人たちの足跡だ。元禄2年(1689年)、俳聖・松尾芭蕉は門人の曽良とともにこの地を訪れ、その体験を『奥の細道』に記した。旅の疲れや病に悩まされながらも、飯坂の湯に浸かり心身を癒やしたとされる。温泉街のあちこちには芭蕉の句碑が点在しており、句を口ずさみながらの散策はタイムスリップしたかのような感覚を味わえる。
さらに時代を遡れば、平安末期の英雄・源義経と彼を支えた佐藤継信・忠信兄弟の悲話が蘇る。佐藤兄弟の菩提寺である医王寺には、義経を迎えた屋敷跡や兄弟を偲ぶ史跡が静かに佇む。兄たちの戦死を知った母が悲しまぬよう、嫁たちが甲冑を身に着けて出迎えたという伝承は今も胸を打つ。芭蕉もまた、この義経ゆかりの地を訪れて涙を流したという。