伊勢物語『芥川』徹底解説!鬼の正体と名歌の真相を解き明かす
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定期テストで確実に平均点プラス15点以上をもぎ取るためには、本文中の象徴的なフレーズにおける品詞分解と重要古語の暗記が欠かせません。
【頻出文法箇所の品詞分解と識別ポイント】
- え手も着けで(え て も つけ で)
・「え」:副詞(下に打消を伴って「〜できない」と訳す不可能の呼応)
・「手」:名詞
・「も」:係助詞(強調)
・「着け」:カ行下二段動詞「手着く(手をつける)」の未然形
・「で」:打消の接続助詞(〜ないで)
⇒ 訳:「手を触れることすらできずに」 - はや夜も明けなん(はや よ も あけ なん)
・「はや」:副詞(早く)
・「夜」:名詞
・「も」:係助詞
・「明け」:カ行下二段動詞「明く」の未然形
・「なん」:終助詞(他者に対する願望「〜してほしい」)
⇒ 訳:「早く夜も明けてほしい」 - 神さへいといみじう鳴り(かみ さへ いと いみじう なり)
・「神」:名詞(ここでは雷のこと)
・「さへ」:副詞助詞(〜までもが/添加)
・「いと」:副詞(たいそう)
・「いみじう」:シク活用形容詞「いみじ」の連用形ウ音便(激しく)
・「鳴り」:ラ行四段動詞「鳴る」の連用形
⇒ 訳:「雷までもがたいそう激しく鳴り」
【必修の伊勢物語 芥川 重要古語】
- よばひ(夜這ひ):動詞「呼ぶ」の反復形「呼ばふ」の連用形から名詞化した語。単なる性的関係ではなく、男が女のもとへ通って「熱心に求婚すること」を意味します。
- あやしき愛敬(あいきゃう):「あやしき」は不思議な、粗末な。「愛敬」はかわいらしさ、魅力。粗末な身なりの男が持っている「不思議と人を惹きつける魅力」を指します。
- 率て(ゐて):ワ行上一段動詞「率る(ゐる)」の連用形。「連れて」の意。現代語の居る(座っている)と混同しないよう注意が必要です。
- かれこれ(彼これ):あれこれ、なんだかんだと。「かれこれ知る人もなき所」とは「男と女の関係や素性を知る人もいない場所」を指します。