小栗旬×石原さとみ共演ドラマの軌跡|リチプア名作の魅力と再共演の真相
小栗旬×石原さとみ共演ドラマの軌跡|リチプア名作の魅力と再共演の真相の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
2012年7月期にフジテレビ系列で放送された『リッチマン、プアウーマン』は、急成長を遂げるITベンチャー企業「NEXT INNOVATION」を舞台にしたシンデレラ・ストーリーであり、骨太なビジネスドラマでもありました。
小栗旬が演じた主人公・日向徹は、人間不信で心因性認識不全症候群を抱え、人の顔と名前が覚えられない天才プログラマー。一方、石原さとみが演じたヒロイン・夏井真琴(当初は偽名として澤木千尋を名乗る)は、並外れた暗記力を持つものの就職活動で連戦連敗中の東京大学理学部生。この対極にある2人が出会い、パーソナルファイルを開発する国家プロジェクトを通じて惹かれ合っていく過程は、視聴者を猛烈に惹きつけました。
本作の疾走感を決定づけたのが、シンガーソングライターmiwaが歌う主題歌「ヒカリヘ」です。エレクトロニックなビートとエモーショナルなメロディラインは、イノベーションに挑む若者たちの焦燥感と恋心を鮮烈に彩り、オープニング映像とともに平成ドラマ史に残る名イントロとして記憶されています。単なる甘いロマンスに終始せず、企業買収、裏切り、挫折からの再起といったビジネスのリアルを描き切った脚本(安達奈緒子作)の緻密さも、目の肥えた大人の視聴者を唸らせた要因でした。