ローズマリー剪定で枯れる原因とは?木質化を防ぐプロの切り戻し術
ローズマリー剪定で枯れる原因とは?木質化を防ぐプロの切り戻し術の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
ネット上の情報や園芸コミュニティでは、一部の誤った栽培論がさも正論のように流通しているケースが見受けられます。実害の多い2つの誤解について真相を検証します。
第1の誤解は「ローズマリーは乾燥を好むから、剪定後も水やりは極限まで控えるべき」という言説です。確かにローズマリーは過湿を嫌いますが、剪定直後は傷口を治癒し、新しい脇芽を形成するために一定の水分代謝を必要とします。特に春先の剪定後に極端な水切れを起こすと、芽吹く体力を奪われてそのまま立ち枯れるケースが多発します。「土の表面が完全に乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと与える」というメリハリのある潅水が正解です。
第2の誤解は「剪定後に急成長させようと、すぐに濃い肥料を与える」という行為です。枝葉を減らした直後の株は、蒸散量と光合成量が一時的に低下しており、根の養分吸収力も落ちています。このタイミングで化成肥料や濃い液体肥料を投与すると、根焼けを引き起こして致命的なダメージを与えます。肥料を与える場合は、剪定後2〜3週間が経過し、目に見えて新芽が元気に展開し始めてから、規定倍率より薄めの液肥を少量与えるのが安全です。