保険証の色でランクが決まる?年収格差の噂と真相【2026年最新】
保険証の色でランクが決まる?年収格差の噂と真相【2026年最新】の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
保険証を巡る最大の盲点は、ステータスや属性を如実に反映しているのは色ではなく「保険者番号の先頭2桁(法別番号)」であるという点です。保険証の下部に記載されている6桁〜8桁の保険者番号を読み解けば、その人物がどのような職域で働いているかが瞬時に判別できます。
制度上、法律で厳格に割り振られた先頭2桁(法別番号)の主な構成は以下の通りです。
- 「01」:全国健康保険協会(協会けんぽ)。一般的な中小企業の従業員。
- 「06」:組合管掌健康保険(組合健保)。主に大手上場企業や特定業界のグループ企業。
- 「31」〜「34」:共済組合。国家公務員(31)、地方公務員(32)、警察(33)、学校職員(34)。
- 「02」:船員保険。船舶職員や船員。
- 「72」〜「75」:後期高齢者医療制度。75歳以上の高齢者層。
国民健康保険の場合は法別番号が存在せず、市区町村ごとに定められた6桁の番号(自治体コードに準拠)が割り振られています。つまり、知恵袋やSNSで「緑色の保険証を見られて見下された気がした」という投稿が散見されますが、受付や専門職が見ているのは色ではなく「国保か社保(被用者保険)か」、あるいは「法別番号が06や31か」という制度上の区分なのです。
高年収の代名詞とされる外資系コンサルタントやITメガベンチャーの社員であっても、加入している健保の指定カラーがたまたま緑やピンクであれば、その色のカードを持ち歩くことになります。「色=年収」という結びつけがいかに根拠を欠いた認識であるかが分かります。