なぜ伊藤誠は伝説のクズと呼ばれるのか?衝撃の結末と嫌われる理由を徹底解説
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アニメ版『School Days』第12話(最終回「我が子へ」)で描かれた結末は、深夜アニメ史に深く刻まれるトラウマシーンとして知られています。誠の度重なる裏切りと冷酷な拒絶によって完全に正気を失った西園寺世界は、誠の自宅マンションを訪れ、台所の包丁を手にして彼を滅多刺しにして殺害しました。
血の海に倒れた誠を発見したのは、すでに「ヤンデレ」の極致へと精神変容を遂げていた桂言葉でした。言葉は事切れた誠の亡骸から首を切断して持ち去り、屋上へ世界を呼び出します。そこで繰り広げられた修羅場において、言葉は世界を鋸のような刃物で惨殺。世界の腹部を切り裂き、胎内を直接確認した上で「やっぱり……嘘じゃないですか。中に誰もいませんよ」と言い放ちました。ラストシーンでは、誠の頭部を抱いた言葉が小型ボートに乗り、静かな海へと消えていくという、およそ学園アニメとは思えない狂気的な結末が描かれました。
この最終回を巡っては、作品外でも前代未聞の放送事故劇が発生しました。2007年9月18日深夜、最終回の放送を予定していたテレビ神奈川(tvk)をはじめとする各局は、放送直前に京都府で発生した女子高生による父親殺害事件(斧を用いた痛ましい事件)を受け、過激な刃物描写が含まれる本編の放送を急遽自粛・休止する判断を下しました。
地上波の画面に突如流れたのは、クラシック音楽(オーケストラ演奏)をバックにノルウェーのフェリーが雄大なフィヨルドを進む環境映像でした。結末を見届けようとリアルタイムで待機していた巨大掲示板・2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の実況スレッドは騒然となり、避難所として機能していた海外の画像掲示板「4chan」に現れた外国人ユーザーが、画面に映る優雅なフェリーに対して書き込んだ「Nice boat.」というフレーズが瞬く間に世界中へ拡散。放送中止という重大事態を乗り越え、ネットカルチャー史に輝く不朽のミームへと転換されたのです。