潰瘍性大腸炎で障害者手帳は取れる?取得条件と知られざる支援制度を解説

潰瘍性大腸炎で障害者手帳は取れる?取得条件と知られざる支援制度を解説について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

手帳と並んで生活の経済基盤を支える重要な制度が障害年金です。「手帳がないと障害年金はもらえない」と思い込んでいる方が多いものの、障害年金(国民年金の障害基礎年金・厚生年金の障害厚生年金)と身体障害者手帳は全く別の審査基準で運用されています。

障害年金の認定においては、ストーマ造設の有無だけでなく、「激しい下痢や衰弱により労働や日常生活にどれほどの制限が生じているか」という実態が評価されます。潰瘍性大腸炎における障害認定の目安は以下の通りです。

  • 障害厚生年金3級:人工肛門を造設した場合、原則として3級に認定されます。ストーマを造設していない場合でも、頻回の排便や倦怠感により「労働が著しい制限を受ける状態」であれば受給の可能性が残されています。
  • 障害年金1級〜2級:家庭内での極めて限られた行動しかできず、日常生活全般に介助を必要とするような極めて重篤な状態が対象となります。

年金の受給には、発症して初めて医師の診察を受けた「初診日」において年金保険料を一定以上納付しているという厳しい要件が課されます。初診日を特定するカルテの保管期限切れなどのトラブルを防ぐためにも、体調が悪化傾向にある段階で早めに年金事務所や社会保険労務士へ相談することが推奨されます。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest