その筋トレは逆効果?腰痛でやってはいけない運動の真相と正しいケアを徹底解説
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腰痛と一言で言っても、その根本原因が「椎間板」にあるのか、それとも神経が通る「脊柱管」にあるのかによって、避けるべき動作は180度異なります。ネットやSNSで話題のストレッチを真似した結果、「友人は治ったのに自分は激痛で動けなくなった」という事態が起きる最大の原因はここにあります。
椎間板ヘルニアで避けるべき運動は、腰を丸める前屈動作全般です。椎間板は背中を丸めたときに前方から強い圧力を受け、内部の髄核が後方の神経側へ押し出されます。そのため、立った状態での前屈運動、座位での長座体前屈、膝を抱え込んで強く丸まるストレッチは、ヘルニアの脱出を自ら押し広げる自殺行為になりかねません。
対照的に、脊柱管狭窄症の禁止ストレッチは、腰を後ろへ反らす後屈動作です。加齢や靭帯の肥厚によって神経の通り道が狭くなっているため、背筋を反らせると脊柱管がさらに狭まり、馬尾神経や神経根が直接圧迫されます。うつ伏せで上体を起こす背筋運動や、立ったまま腰に手を当てて反らす体操は、下肢への激しいしびれや間欠跛行(歩くと足が痛んで休むと治まる症状)を一気に悪化させます。