笑うと鼻が広がる原因と治し方|笑顔の練習法とボトックス真相
笑うと鼻が広がる原因と治し方|笑顔の練習法とボトックス真相の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
笑った瞬間に小鼻が押し広げられる現象は、生まれ持った鼻の構造だけで決まるわけではありません。皮膚の下に緻密に張り巡らされた表情筋のパワーバランスが崩れることで生じる、いわば「筋肉の誤作動」が大きく関与しています。
なかでも決定的な引き金となっているのが、目頭の下あたりから小鼻の脇を通り、上唇へと繋がっている上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)です。本来、この筋肉は上唇を軽く引き上げる役割を持ちますが、笑う際にここへ過剰な力が入ると、小鼻そのものを外側かつ上方へとダイナミックに引き寄せてしまいます。その結果、小鼻の穴が横に引き伸ばされ、平たく広がった印象を与えてしまうのです。
さらに拍車をかけるのが「横引き笑い」と呼ばれる口元の動かし方です。大頬骨筋を使って口角を斜め上のこめかみ方向へ引き上げるのではなく、頬の横側にある笑筋や頬筋ばかりを使って口を真横に「イーッ」と引っ張る癖があると、頬のお肉が小鼻を外側へ押し広げてしまいます。アジア人の鼻は欧米人と比較して鼻先の軟骨(鼻翼軟骨)が柔らかく、皮膚に厚みがある傾向があるため、周囲の筋肉に引っ張られる影響をダイレクトに受けて横へ潰れやすい骨格的特徴も手伝っています。