アメフトとラグビーの違いを徹底解剖!防具・ルール・見どころの真実
アメフトとラグビーの違いを徹底解剖!防具・ルール・見どころの真実の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
アメフトとラグビーの最大の違いは、ボールの前進方法とプレーストップの概念にあります。
アメフトを象徴する仕組みが前向きパス(フォワードパス)とダウン制です。オフェンスチームには4回の攻撃権(1st〜4thダウン)が与えられ、4回の攻撃で10ヤード以上前進できれば、再び新しい攻撃権(フレッシュ)を獲得できます。クォーターバック(QB)がスクリメージライン(攻撃開始線)の後方から放つロングパスはアメフト最大の華であり、1プレーごとにプレーが止まって次の作戦(ハドル)を練る「ターン制シミュレーション」のような構造を持ちます。
一方、ラグビーはボールを前に投げる行為(スローフォワード)や、ボールを前に落とす行為(ノックオン)が厳格に禁止されています。ボール保持者より後方にいる味方へしか手渡しやパスができないため、ボールキャリアが前進しながら味方と横一線に並び、パスを繋いで相手ディフェンスの網を突破します。タックルを受けて倒されてもプレーは止まらず、ラックやモールと呼ばれる密集戦を作りながら瞬時にボールをリサイクルし続ける「継続性」が生命線です。
また、得点方法にも決定的な違いがあります。アメフトのタッチダウンは、エンドゾーンと呼ばれるエリア内にボールを保持した状態で進入するか、ゾーン内でパスをキャッチすれば成立し、ボールを地面につける必要はありません。対照的に、ラグビーのトライは、インゴールエリアの地面にボールを手や腕で確実に接地(グラウンディング)させなければ得点になりません。この接地義務の有無が、ゴール前の攻防における選手の身のこなしや戦術に大きな違いを生んでいます。