Sdカードが認識しない?原因と今すぐ試せる復活手順・復旧の真相
Sdカードが認識しない?原因と今すぐ試せる復活手順・復旧の真相についての真相をお届けします。
電子工作愛好家や一部のガジェットファンが推奨する「接点復活剤(スプレー)の塗布」についても、SDカードにおいては重大なリスクが潜んでいます。
確かに、長年放置されたデジカメの端子やカードリーダー側の酸化皮膜による接触不良に対して、精密機器用の無水エタノールで軽く端子を拭うことは有効な手段です。しかし、市販の接点復活剤を直接スプレーしたり、多量に付着させたりすると、絶縁性の油分がスロット内部に浸透してホコリを吸着し、最悪の場合はショートを引き起こします。接点の清掃は、必ず綿棒に無水エタノールを極微量染み込ませ、金メッキ端子部分をやさしくなでる程度に留めるのが安全管理の鉄則です。
また、microSDカードの構造的な脆さも見落とされがちです。標準SDカードと異なり、microSDは薄い基板の中にコントローラーとNANDメモリが一体封止(モノリシック構造)されています。曲げや圧力に極めて弱く、爪で無理に引き抜いたりポケットの中で圧迫されたりしただけで、内部の極細配線が断線して二度と通電しなくなります。寿命は一般的に書き換え回数で数千回、期間にして約3〜5年が目安とされており、「壊れない記録媒体」ではないという前提認識が欠かせません。