日馬富士の暴力事件と引退の真相|貴ノ岩との経緯と現在の活動まで
日馬富士の暴力事件と引退の真相|貴ノ岩との経緯と現在の活動までの注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
事件直後は当事者間での謝罪が行われ、一度は事態が収束したかに見えました。しかし、貴ノ岩の師匠であった貴乃花親方(当時)は妥協を許しませんでした。貴ノ岩の頭部の傷や体調不良を重く見た貴乃花親方は、10月29日に鳥取県警へ被害届を提出。事件は角界内部の規律問題から、刑事事件へと発展します。
11月14日に大手スポーツ紙のスクープで事件が公になると、日本相撲協会の危機管理委員会による徹底的な調査が開始されました。日馬富士および師匠の伊勢ヶ濱親方は謝罪に追われ、連日ワイドショーのトップニュースとして過熱報道が続きました。
そして2017年11月29日、日馬富士は福岡県内で師匠と共に引退記者会見を開きました。伊勢ヶ濱親方が涙を浮かべる中、日馬富士は次のように語りました。
「横綱としての責任を感じ、本日をもって引退いたします。先輩横綱として、弟弟子が礼儀やマナーを欠いていると思った時、正すのが先輩の義務だと思っていましたが、行き過ぎた指導となり傷つけてしまった」
日本相撲協会による正式な処分決定を待たず、自ら身を引く形での決断でした。その後、鳥取地検は日馬富士を傷害罪で略式起訴し、鳥取簡裁から罰金50万円の略式命令が出され、刑事手続きは終結しました。