葬儀後の塩は本当に必要?正しい使い方と振る順番・宗派のタブー

葬儀後の塩は本当に必要?正しい使い方と振る順番・宗派のタブーに関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

そもそも、なぜ日本人は塩で身を清めるのか。その起源は神道に深く根ざしている。『古事記』の神話において、黄泉の国から逃げ帰った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、死者の国の穢れ(けがれ)を洗い流すために海水で「禊(みそぎ)」を行った記述が、塩による浄化の原点とされている。

神社本庁の見解に基づけば、死は生命力が衰退した状態=「気枯れ(けがれ)」であり、神聖な空間に持ち込むべきではない忌むべき状態とされる。塩は海水の結晶であり、強い浄化力を持つ象徴として、古来より悪霊退散や空間の清めとして用いられてきた。つまり、清め塩は死者そのものを避けるためのものではなく、死という事象に付随する「死穢」を祓うための神道的な儀礼なのである。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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