なぜ若者は制服を買い足すのか?なんちゃって制服が描く自己表現の今

なぜ若者は制服を買い足すのか?なんちゃって制服が描く自己表現の今とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

制服をファッションとして消費する文化の源流は、1990年代から2000年代のカルチャーシーンにまで遡る。当時、雑誌『Popteen』のカリスマモデルとして一世を風靡した益若つばさたちが提案した盛り髪やルーズソックスのスタイルは、日本独自のユースカルチャーとして世界を驚かせた。その後、『Seventeen』が牽引した上品で洗練された「モテ制服」の時代を経て、現在へとバトンは繋がれている。

情報の発信基地は雑誌の誌面から、TikTokやInstagramのタイムラインへと完全にシフトした。数秒のショート動画の中でいかにシルエットを綺麗に見せるか、自然光の下でどれだけ発色が良いか。画面越しに拡散されるコーディネート動画が次のトレンドを一瞬で決定づける時代において、制服はソーシャルメディア上で最も映える共通言語となった。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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