イタドリの美味しい食べ方完全ガイド!プロ直伝の下処理と絶品レシピ
今注目を集めている イタドリの美味しい食べ方完全ガイド!プロ直伝の下処理と絶品レシピについて、詳しいまとめを整理して公開しています。
イタドリの調理において成否を分けるのは、間違いなく下処理の段階です。シュウ酸を徹底的に除去しつつ、持ち味であるシャキシャキ感を殺さないイタドリ下処理方法とイタドリのアク抜き手順を具体的に解説します。
1. イタドリ皮の剥き方コツ(下処理の第一関門)
収穫したイタドリは、まず表面の硬い外皮を剥く作業から始まります。この皮を残すと口当たりが悪く筋張ってしまうため、丁寧な除去が欠かせません。
- 茎を流水で洗い、泥やホコリを落とします。
- 節のすぐ下の部分に爪を立てるか、包丁の刃先で浅くぐるりと切れ込みを入れます。
- 切り口から先端に向かって、バナナの皮をめくるように一気に縦方向へ引き裂きます。新鮮なものであれば「スルスル」と気持ちよく剥がれます。
- 節ごとに皮が途切れるため、節を起点に少しずつ剥ぎ取っていくのがイタドリ皮の剥き方コツです。
2. ブランチング(湯通し)と急冷の手順
皮を剥いたイタドリは、そのままではシュウ酸のえぐみが強いため、熱湯で加熱して細胞膜を緩め、水溶性のシュウ酸を溶出させます。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1リットルあたり小さじ1程度の塩を加えます。
- 皮を剥いたイタドリを入れ、30秒から最長1分程度素早く茹でます。全体が鮮やかな黄緑色からオリーブ色(茶褐色がかった色)に変わり始めた瞬間が引き上げの合図です。
- 茹ですぎると瞬時に柔らかくなり、特徴であるシャキシャキ感が失われてドロドロに煮崩れてしまいます。「少し硬いかな」と感じる程度で即座に冷水へ移します。
- 冷水(できれば氷水)に浸して一気に熱を取り、その後チョロチョロと水を流しながら半日〜1晩(約6〜12時間)水にさらしてアクを完全に抜きます。
3. 伝統の知恵:イタドリ塩漬け長期保存法
高知県などの名産地で古くから受け継がれているのが、イタドリ塩漬け長期保存法です。塩の浸透圧を利用して水分とともにアクを絞り出す手法で、1年以上も保存が可能になります。
皮を剥いた生のイタドリに対し、重量の20〜30%の粗塩をたっぷりとまぶし、保存容器に敷き詰めて重石(イタドリの倍の重さ)をかけます。数日で濁った水分(アクを含んだ水)が大量に上がってくるため、この塩水を完全に捨て、再度新しい塩を振って冷暗所または冷蔵庫で保管します。食べる際はたっぷりの水に半日浸し、数回水を替えながら「塩抜き」を行ってから調理します。