上は正常でも下の血圧が高いのは危険信号?放置厳禁の3大原因と正しい下げ方
上は正常でも下の血圧が高いのは危険信号?放置厳禁の3大原因と正しい下げ方についての疑問解決ガイドをお届けします。
日本高血圧学会が策定する『高血圧治療ガイドライン』において、血圧は診察室測定と家庭測定で異なる基準が設けられています。医療機関のリラックスできない環境を加味した診察室血圧では「140/90mmHg以上」、日常の素の状態を反映する家庭血圧では「135/85mmHg以上」が高血圧の確定診断基準です。
注意すべきは、最低血圧の基準値として診察室で80〜89mmHg(家庭血圧で75〜84mmHg)であっても、すでに「正常高値血圧」または「高値血圧」という予備軍に位置づけられる点です。医学調査データによると、下の血圧が90mmHg以上で放置された患者は、正常値(80mmHg未満)を維持している層と比較して、心筋梗塞や脳卒中の発症リスクが約2倍に達することが判明しています。
持続的な高圧環境は、全身の末梢血管の内皮細胞に微小な傷をつけ続けます。その傷口にコレステロールなどが沈着することで、血管の弾力性が失われる動脈硬化が静かに進行します。自覚症状がまったくないまま血管の硬化が進むため、下の血圧の上昇は「サイレントキラーの初期徴候」として決して軽視できません。