黒ずんだ100円玉をピカピカに!重曹やクエン酸で蘇る洗浄術と注意点
黒ずんだ100円玉をピカピカに!重曹やクエン酸で蘇る洗浄術と注意点の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
100円玉を効果的にきれいにするには、まずその素材と汚れの正体を把握する必要があります。日本の100円通常硬貨(昭和42年/1967年発行開始)には白銅(はくどう)と呼ばれる合金が採用されています。配合比率は銅75%・ニッケル25%となっており、10円玉(銅95%・亜鉛4%・錫1%の青銅)や5円玉(黄銅)とは金属組成が大きく異なります。
100円玉が黒ずむ主な原因は、日々の流通で付着する「皮脂・手垢などの油分汚れ」と、空気中の酸素や微量な硫黄分と反応して生じる「金属酸化物・硫化物」の複合汚れです。10円玉であれば酸性液体(お酢やタバスコなど)に浸すだけで劇的に酸化銅が還元されますが、ニッケルを含む白銅は耐食性が高く、酸だけに浸しても油膜に阻まれて汚れが十分に落ちないケースが多々あります。油分を落とすアルカリ性の力と、酸化膜を分解する酸性の力を段階的に使うことが、白銅の汚れを落とす基本原則です。