禁断の性愛か至高の芸術か?世界を熱狂させる春画の知られざる真実

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春画の評価を劇的に塗り替えた震源地は、日本ではなくロンドンだった。大英博物館が開催した大規模な春画展は、長蛇の列を作り、現地メディアに「驚嘆すべき至宝」と絶賛された。海外の美術界が真っ先にその線描の美しさとユーモアを認め、芸術としての正当な位置を与えたのだ。

その波は日本へ逆輸入される。東京の永青文庫で開催された画期的な展覧会は、長年まとわりついていた「公の場で展示してはならない」という心理的障壁を一気に打ち破った。若者や女性客が押し寄せ、熱心に細部を覗き込む姿は、社会の意識が決定的に変わった瞬間を象徴していた。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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