サンふじとふじの違いを徹底比較!味や糖度・日持ちが激変する真相
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日本国内のふじ生産を語る上で欠かせないのが、全国生産量の約6割を占める青森県と、約2割を占める長野県の産地特性です。
長野県産は標高が高く、昼夜の寒暖差と全国トップクラスの日照時間を活かした「高糖度サンふじ」の早期出荷を得意としています。11月上旬から12月中旬にかけて最盛期を迎え、お歳暮シーズンに最も美味しい完熟サンふじを届ける産地として全国的なブランド力を誇ります。
対する青森県産は、津軽平野の冷涼な気候と、世界最先端のCA貯蔵技術(Controlled Atmosphere:酸素・二酸化炭素濃度と温度・湿度を精密制御してりんごの呼吸を抑制する冷蔵技術)を武器としています。青森県では有袋ふじを中心に巨大な冷蔵施設で鮮度を休眠状態のままキープするため、収穫から数ヶ月が経過した翌年3月〜6月であっても、まるで秋に収穫したてのようなシャキシャキ感を持つふじを市場に供給できます。
実勢価格の推移を見ると、11月〜12月の収穫ピーク時は家庭用サンふじが1個180円〜250円程度で手に入りますが、2月を過ぎて市場が青森産の貯蔵有袋ふじメインに切り替わると、1個250円〜350円前後へと緩やかにシフトします。季節の移り変わりに合わせて産地と栽培タイプを意識すると、常にベストな状態のりんごを適正価格で楽しめます。