ナンバープレートの外し方を徹底解説!普通車封印の破り方と違法性の境界線
ナンバープレートの外し方を徹底解説!普通車封印の破り方と違法性の境界線の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。
ナンバープレートを取り外す現場で、メカニックやDIYユーザーが最も頭を抱えるのが「ボルトの固着」と「プラス溝のなめ(潰れ)」です。ナンバープレートのボルトは長期間にわたり雨水、泥、融雪剤(塩化カルシウム)に晒され続けているため、ネジ山が内部で激しく電食・赤錆化し、完全に固着しているケースが珍しくありません。
無理に力を込めてプラスドライバーを回そうとすると、あっという間に十字の溝が崩れ、二度と回らなくなってしまいます。まずは錆びて回らないナンバープレートネジの対処法として、段階的なアプローチを講じる必要があります。
【錆び固着ネジのレスキュー手順】
・ステップ1(浸透潤滑剤の噴霧と浸透):「KURE 5-56」や、よりプロユースで浸透性に優れた「ワコーズ ラスペネ」をボルトの座面および裏側のネジ山露出部分に吹き付けます。吹き付けてすぐ回すのではなく、毛細管現象で浸透するまで最低15〜30分程度放置するのが決定的なポイントです。
・ステップ2(打撃とショックの付与):潤滑剤が浸透したら、ドライバーを溝にしっかり押し当て、グリップの頭をプラスチックハンマー等でコンコンと軽く叩きます。衝撃を与えることで錆の結晶が微細に割れ、ネジ山に潤滑剤が回りやすくなります。
・ステップ3(押す力7:回す力3):回す際は、ドライバーを「前方に押し込む力」を全体の7割、「反時計回りに回す力」を3割にする意識で力を加えます。
それでもプラス溝が崩れてしまった場合には、ナンバープレートのなめたネジを外す専用工具の投入が不可欠です。代表的な救世主が、ネジ外しペンチとして知られる「ネジザウルス」(エンジニア社製)や、頭部をガッチリと掴んで固定できる「ロッキングプライヤー」です。ナンバープレートボルトは頭部が比較的厚みを持っているため、ネジザウルスの縦溝で外周を力強く挟み込むことで、なめたネジでも驚くほどあっさりと回せることが多々あります。
ボルト頭がフレーム等に埋もれて挟めない場合は、インパクトドライバーにネジ取りビット(エキストラクター)を装着し、逆回転でネジ山に食い込ませて引き抜く手法を選択します。ボルトをサンダー等で切断するとナンバー受け側のブラケットやバンパーを傷める危険が高いため、まずは専用工具でのサルベージを試みるのが最善策です。
また、昨今増えているのが盗難防止用ナンバープレートボルトの外し方に関する相談です。特殊なピン付きトルクスや、独自の変形花柄模様が刻まれた「マックガード(McGARD)」などのセキュリティボルトは、一般的な工具では絶対に回りません。専用のキーソケットを紛失してしまった場合は、無理にマイナスドライバー等で叩くとボルトを破損させ完全に詰んでしまいます。メーカーのシリアルコード控をもとにキーを再発行するか、専門のロードサービスやカーディーラーに依頼して専用リムーバーで破壊摘出してもらうのが唯一の安全な解決ルートです。