日焼け止めが服についた時の落とし方!変色や黄ばみを防ぐプロの技

日焼け止めが服についた時の落とし方!変色や黄ばみを防ぐプロの技にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

日焼け止めによる衣類トラブルで最も相談件数が多いのが、「時間が経った後の黄ばみ」と「洗濯後のピンク・赤色への変色」です。どちらも繊維の内部で起きる明確な化学反応が引き金となっています。

まず黄ばみが発生する原因は、日焼け止めに含まれる油分やシリコン成分が皮脂汚れと結びつき、空気中の酸素に触れて酸化することにあります。塗った直後は透明や白色で見えなくなっていても、水洗いで落ちきらなかった油分が繊維の奥に残留し、数日から数週間かけて酸化して黄色い色素へと変化します。

一方、白い服をきれいにしようと漂白剤を使った際に「生地が鮮やかなピンク色や赤紫色に染まった」という怪現象は、日焼け止めの「紫外線吸収剤」と塩素系漂白剤の「次亜塩素酸ナトリウム」が起こす化学反応が原因です。

特に多くのUVケア製品に配合されている「ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(商品名:ユビナールAプラス等)」などのフェノール性水酸基を持つ成分が、塩素と結合して特有の赤色錯体を形成します。生地そのものが破壊されて染まったわけではなく、化学的な結合によって発色しているため、正しい手順を踏めば元の白さに戻すことが可能です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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