髭を抜くとどうなる?毛嚢炎や埋没毛のリスクと青髭の正しい対処法

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ネット上の掲示板やSNSでは「髭を抜き続けていたら生えなくなった」「いや、逆に濃くなった」という相反する体験談が飛び交っています。皮膚科学的な観点から言えば、「髭を抜くと薄くなる」のも「抜くと濃くなる」のも医学的には明確な誤解(嘘)です。

毛の成長を司る「毛乳頭」や「毛包幹細胞(バルジ領域)」は、皮膚の深層(約3〜5ミリの深さ)に強固に存在しています。毛抜きで毛幹を引き抜いても、これらの発毛組織は破壊されずに皮膚内に残留するため、一定の毛周期を経て再び同じ太さの毛が再生します。一部で「薄くなった」と感じる人がいるのは、度重なる毛抜きによって毛周期が乱れ、毛の休止期が長引いているか、毛包が傷ついて不完全な細い毛しか生えなくなっている一時的な異常事態に過ぎません。

一方で「抜くと濃くなる」という噂は、毛抜きによって毛穴内部でちぎれた毛の断面が太いまま皮膚表面に出てきたり、毛穴周辺が炎症を起こして角質が厚くなり、毛が詰まって密集して見えたりすることによる視覚的な錯覚です。毛根そのものの本数や遺伝的な太さが毛抜きによって増大することはありませんが、肌を傷めつける代償に見合うメリットはゼロであると断言できます。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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