高力ボルトとは?普通ボルトとの違いや摩擦接合の仕組みを徹底解説
高力ボルトとは?普通ボルトとの違いや摩擦接合の仕組みを徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
普通ボルト(中ボルト)と高力ボルトの根本的な違いは、「力を受けるメカニズム」にあります。普通ボルトは、外力が加わった際にボルトの胴体部分が直接部材の孔に当たって抵抗する「支圧接合」です。一方、高力ボルトはボルトを限界近くまで強く締め付け、部材間に生じる強力な摩擦力で抵抗する「高力ボルト摩擦接合の仕組み」を採用しています。
強大な軸力(引き抜く方向に引っ張る力)をあらかじめボルトへ与えておくことで、接触面同士が強力に圧着され、地震等の横揺れが生じても部材同士が滑りません。また、繰り返し応力を受けてもボルト本体に直接せん断力が伝わりにくいため、金属疲労による破断リスクが極めて低くなります。