『13日の金曜日』ジェイソンの正体と誤解!チェーンソーを持たない真相
『13日の金曜日』ジェイソンの正体と誤解!チェーンソーを持たない真相の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
日本国内のバラエティ番組やコント、パロディ企画などの影響により、「ジェイソン=チェーンソーを振り回す殺人鬼」というパブリックイメージが定着してしまいましたが、これは映画史における最大の誤認の一つです。
実際には、ジェイソンがシリーズ本編でチェーンソーを主要な凶器として使用したシーンは一度もありません。この誤解が生じた背景には、トビー・フーパー監督の不朽の名作『悪魔のいけにえ』(1974年)に登場するチェーンソー使いの殺人鬼「レザーフェイス」の強烈なビジュアルと、スプラッター映画の記号が世間一般で混同されたという経緯があります。
映画本編においてジェイソンが最も愛用し、彼の象徴となっている武器は大型の山刀である「マチェーテ(Machete)」です。怪力を活かして獲物を一刀両断にする切れ味と無骨な刃は、ジェイソンの無機質な残虐性を象徴するアイテムとして定着しました。
さらに、トレードマークであるホッケーマスクを装着し始めた時期は、1982年公開の第3作『13日の金曜日 PART3』からです。第2作におけるジェイソンは、片目の部分だけ穴を開けた粗末な「麻袋(ズダ袋)」を頭から被って顔を隠していました。第3作の作中で、いたずら好きの若者シェリーから奪い取ったゴールテンダー用のホッケーマスクを装着した瞬間から、現在私たちが知るアイコニックなビジュアルが完成したのです。