救急車の全高は約2.5M!立体駐車場Ngの理由と車内規格の全貌
救急車の全高は約2.5M!立体駐車場Ngの理由と車内規格の全貌に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
日本の消防機関で導入されている高規格救急車は、主にトヨタの「ハイメディック(HIMEDIC)」と日産の「パラメディック(PARAMEDIC)」の2車種が市場の大半を占めています。両モデルの寸法スペックを比較すると、実運用における高さの違いが浮き彫りになります。
トヨタ・ハイメディック(ハイエースベース)
国内シェア首位を誇るハイメディックは、ハイエースのスーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフをベースに専用設計されています。全幅1,895mm、全長5,600mm、そして全高は2,490mm(2WD仕様/4WD仕様は2,480〜2,490mm)です。専用成型されたルーフ前端・後端に埋め込み型の流線型赤色灯を配置し、空力特性と視認性を両立させながら2.5m弱の高さを維持しています。
日産・パラメディック(NV350キャラバンベース)
NV350キャラバンのスーパーロング・ワイドボディをベースとするパラメディックは、全長5,440mm、全幅1,880mm、全高は2,470mm〜2,500mm(装備仕様により微小差あり)となっています。ハイメディックと比較して全長がやや短く取り回し性に優れる設計ですが、全高に関してはほぼ同等の約2.5mを堅持しています。
メーカーやベース車両が異なっても全高が2.5m前後に統一されているのは、総務省消防庁が定める「高規格救急自動車」の厳格な構造要件に適合させているためです。